この度、お客様のご要望にお応えし、更なる機能拡充をおこなった新バージョン「MIIDELversion 3」をリリースすることになりました。今回の version 3 では、⽐較対象書類の特徴を⾃動で認識し、類似点を検出し歪みを補正した後、⽐較処理を実⾏します。この機能の搭載により、サイズの異なる書類や、スキャナーやデジカメで撮影した歪みのある書類など、従来難しかった書類同⼠の⽐較を可能とします。また、これまで困難であった書類同⼠の変更箇所検出により、図⾯⽐較作業を簡易化。図⾯等に限らず、⽇常的に取り扱う⽂書の⽐較などにも活⽤範囲を広げ、⽬視では判別しにくい⼩さな変化をいち早く効率的に検出するシステムとして、より広範な業界において利⽤いただけるシステムとなりました。
version 3 では⾃動解析機能により、図⾯⽐較をより迅速・容易に処理することができるようになりました。変更前後の縮尺が異なる図⾯であっても、最適な拡⼤縮⼩や回転、部分的な伸縮などの調整の上で⽐較をおこないます。複数のページも全⾃動で調整することが可能となり、⽐較処理中でも別の作業を⾏うことができます。
さらにサイズ⾃動補正が可能になったことで、異なる形式の⽐較も可能になりました。スキャンした画像と PDF 図⾯の⽐較や、年季が経過した⻘焼きの図⾯とスマートフォンで撮影した写真の⽐較など、従来の図⾯のみの⽐較以外の⽤途でもご活⽤いただけるようになりました。
このように、MIIDEL version 3 は、図⾯等に限らず、様々な⽂書の⽐較などにも活⽤範囲は広がり、⼩さな変化を効率的に検出するシステムとして様々な⽤途で利⽤いただけます。業務に関わる⽅の作業負担を軽減し、わが国が推奨する「働き⽅改⾰」にも貢献するソリューションとして幅広い業界の⽅に活⽤いただくことを期待しています。